カーテンレールが外れた!原因と対処方法及び取り付け方をお伝えします。

結論

原因は主に下記の二つ

  • 下地が無い箇所にビス固定
  • ビスが短い

対処方法として

  • 下地を探し下地に固定
  • ビスを長いものに替える

この記事ではカーテンレールが外れる原因と対処方法、取り付け方をお伝えします。

目次

  1. カーテンレールが外れる状況確認
  2. カーテンレールが外れる原因
  3. カーテンレールが外れる対処方法

1.カーテンレールが外れる状況確認

戸建てにお住まいのお客様からカーテンレールが外れてしまい自分で固定するけど緩くてすぐに外れてしまうとお問い合わせがありました。

訪問し状況確認。

2階洋室の掃き出し窓にカーテンレールが設置されておりましたが、4点で固定されており、そのうち向かって右端以外ビスがゆるゆるな状態でした。カーテンを引っ張ると落ちてきそうで、危ない状況です。

窓枠上部の壁にはいくつもビス穴が開いていました。お客様で何とか対策しようと頑張った証に思えました。引渡しから10年以上経っており、原則お客様での対応になりますが、そんな心ない事は出来ませんので、やらせて下さい!という思いでした。窓枠にもビス穴がありましたが、窓枠固定はやめましょう

2.カーテンレールが外れる原因

カーテンレールが外れる主な原因はビスの短さ下地に固定されていない事によるものです。今回は下地に固定されてはいましたのでビスの短さでした。若しくはビスがしっかり締められていなかった可能性もあります。※下地とは壁の裏の木材などの事です。

今回使用されていたビスの長さは24ミリでした。36ミリ程の長さのビスで固定しましょう。

石膏ボード厚さは12.5ミリだったので、カーテンレールの金具や壁紙の厚さなど考慮しても下地までは届きますが、浅いです。カーテンを設置すれば結構な重さになるので支え切れず時間が経てば緩くなるでしょう。

3.カーテンレールが外れる対処方法

窓枠周りには下地がありますので、その下地にカーテンレールを固定する事になります。下地にも範囲(幅)がありますので、設置する前に下地探しや磁石などで下地の位置を把握した上でビス固定しましょう。

下地探し

下地探しの方法ですが、最近の住宅で一般的には壁材として石膏ボードが主流だと思われます。その石膏ボードは柱や間柱などの木材にビスで固定されています。なのでビスがあるラインに下地があるという事なので、下地探しの先端の磁石でビスを見つけましょう。

壁に磁石をくっつけてズラして行き、反応があった所にビスがあります。ビスの位置が把握できたら、下地探しを壁に刺してみましょう。今回の住宅では石膏ボードの厚さは12.5ミリなので、針がその長さ分、刺さる筈です。下地が無ければ奥まで刺さります。何箇所か刺し下地の範囲を把握しときましょう。鉛筆やテープなどで印をつけると分かりやすいです。

先端の磁石でビスを探しましょう

下地が把握出来たら、カーテンレールを固定する位置を決めて、36ミリ程のビスでカーテンレールを固定しましょう。両サイドから固定するとやり易いと思います。最初は仮止めで、全箇所仮止め出来てから、本締めが良いですね。緩みの原因となるので、ここでしっかり固定しておきましょう。

元々壁にビス穴が開いていれば、ズラして固定した方がいいと思います。ズラせない場合は、ビスを長いものや太いもので固定しましょう。今回は位置をズラして固定させていただきました。

最後に

無事設置完了しお客様も大変喜ばれておりました。親切なお客様でカーテンレールを持ったりお手伝いしましょうか?とお声掛けいただきましたが、カッコつけて大丈夫です!と言ってしまいました。案の定、設置に苦労しましたので、ご自身でやる場合は誰かにサポートしてもらいましょう。

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