ヒートポンプの配管ジョイントナット緩みが原因で水漏れした場合の様子と対処方法をお伝えします。
先に結論から申し上げると、ナット緩みが原因なので、モンキーで増し締めする事で復旧です。
ヒートポンプから水漏れした時、原因次第ではご自身ですぐに水漏れを止める事が可能なので、漏れ箇所を確認してみましょう。
無駄なメーカー手配による費用を抑える事が出来るかもしれません。
ヒートポンプとは
そもそもヒートポンプとはなんでしょうか。一般的にエコキュート呼ばれているお湯を作る給湯器の設備の一部です。
エコキュートはお湯を溜める貯湯タンクとお湯を作るヒートポンプで構成されています。
お湯を作る仕組みはヒートポンプで外気を取り入れて、その空気に含まれる熱を利用します。
取り込んだ空気を熱を運ぶ冷媒と呼ばれるものに吸収させて、圧縮する事で熱を発生させお湯を作ります。
なんだか難しいですがイメージはこんな感じです。
同じく給湯器である電気温水器は電熱ヒーターでお湯を作っています。
電気温水器に比べるとエコキュートは空気の熱を利用しており、省エネであることからエコと名前がついています。
同じ給湯器でもそれぞれ仕組みが違い一長一短あります。
エコキュートは設置費用が高額になったり、水圧が弱かったりとデメリットもある為、ご自身の用途にあったものを選びましょう。
ヒートポンプ水漏れ状況
今回の水漏れの状況ですが、上の写真のヒートポンプ横のボコッとなっているカバーの下からポタポタと水が落ちていました。
そのカバーを外すと下の写真の様にヒートポンプ本体と配管がナットでジョイントされています。
漏れていたのはナットからでした。
手でナット触ると簡単に動く程緩い状況でした。
ヒートポンプ水漏れ対処方法
モンキーレンチで増し締めし水漏れはピタっと止まりました。
おそらく初期施工時の締め付け不足だと思われます。
設備の劣化ではなく、案外、人的不備もありますので一度原因を確認してみてはいかがでしょうか。
メーカー手配してしまうと費用がかかる場合もありますので、ご自身で確認かハウスメーカーに相談しましょう。
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