フロアコーティングとは?施工(部分)の様子と共にフロアコーティングについてお伝えします。

フロアのコーティングって何?必要なものなの?ワックスとの違いは?メリット、デメリットが知りたい!などフロアコーティングについて様々な疑問があるかと思います。

この記事では部分的なフロアコーティングの施工の様子と共にフロアコーティングについてザックリとお応えします。

フロアコーティングとは

ご存知無い方もいらっしゃると思いますが、住宅などの建物には必ず床があります。その床は木材だったり、タイルだったり、大理石だったりと様々あります。

床は人や台車などが通る場所なので、とても劣化しやすいです。床は大事な部分なので保護してより長く使いたいですよね。

そこで床を長持ちさせる為にフロアのコーティングというものがあります。最近はフロア材自体に保護機能がある商品も増えていますが、コーティングをするとより長い期間床材を保護できるため、一般住宅のフロアに施工する事が増えています。

フロアコーティングとは、床材の表面にシリコンなどの樹脂塗膜を塗布し床材を保護する為の物です。床材に光沢を付けて高級感を演出する効果もあります。

ワックスとの違いですが、

ワックスにも様々ありますが、大雑把に言うとワックスは見栄え重視で、コーティングは保護重視のイメージです。

ワックスは保護機能はほぼ無いですし、光沢の効果も長く無いので定期的に塗り替え無いといけません。

それが面倒だと思う方はコーティングを実施する場合が多いです。

特に一般住宅にお住まいの方は、費用はかかるが、フロアの高級感と保護機能を有するコーティングを実施する人が増えています。

フロアコーティングは床材を保護して寿命を伸ばしたい、光沢度を上げて高級感を出したいと考える方は検討してみてもいいかと思います。

コーティングにも様々種類があり、代表的なものがシリコンコーティング、ガラスコーティング、UVコーティングなどです。

それぞれ特徴をまとめました。※様々な商品があるので一般的なイメージになります。ご了承下さい。

①シリコンコーティング→保護機能長所は耐薬品性、耐水性、防滑性、防汚性など。光沢度は高い。防滑性があるため、お年寄りや子供、ペットなども安心です。機能面や光沢度からコストパフォーマンスが良く1番人気です。

②ガラスコーティング→保護機能長所は耐傷性、耐摩耗性、耐衝撃性など。光沢度はシリコンより低い。光沢をあまり出したく無い方には最適です。

③UVコーティング→保護機能長所は耐薬品性、耐水性、防汚性など。光沢度はシリコンより高い。耐久性は高い。特殊な機材で紫外線硬化樹脂を床材に塗布。保護性能が高く超光沢であるが費用が高額となる。

以上が代表的なコーティングのザックリとした説明になります。

他にもウレタンコーティングや各コーティング業者の製品なども様々ありますので調べてみて下さい。

フロアコーティング(部分)の様子

フロアコーティングする箇所の周りを写真のように養生します。

シリコンなどの油性樹脂を使用するため周りに付着しないよう入念に養生します。

フロア表面を耐水ペーパーで削ります。表面に若干の凹凸をつけ、シリコンなどの塗膜が密着しやすいようにする狙いです。

表面をアセトンなどで綺麗に拭き、さらに密着性を良くするためプライマー(下地処理材)を塗ります。その後、シリコン樹脂を塗布します。

少し乾いて2度塗りします。あとは乾燥まで放置します。半日程すれば乗っても大丈夫です。

どうでしょうか?結構光沢がついだと思います。床材の艶を出したい、保護性能を上げたいと思われる方は是非検討してみて下さい。

家全体の施工となると、かなりの大掛かりな作業となります。引っ越して家具やら物が詰め込まれている状態での作業となると、荷物の移動で時間や費用もかかりますので新築時の引っ越し前に施工する事が多いです。

引っ越した後に施工する事はもちろんできますが、生活の埃などが乾いていないコーティング箇所に付着し仕上がりに影響を与える事にもなるので、家に物が少ない時の施工がおすすめです。

最後に

床は必ず通る場合、見られる場合なので長期間、綺麗に維持しておきたいですよね。

フロアのコーティングは床材の寿命を伸ばしたい方、光沢度を上げたい方、ワックスが手間だと感じる方には、打って付けだと思います。是非検討してみて下さい。

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