フロア段差部分張替の様子。

住宅のフロア。他に床やフローリングなどと呼びます。普段、私達が生活するなかで欠かせないものです。移動したり、家具を置いたり、一番お世話になっているんじゃ無いでしょうか。

そのフロアに段差があったらどうでしょうか。掃除機掛けるときに引っかかったり、つまづいたりする可能性がある為不便ですよね。

この記事では、フローリングに段差が出来てしまった場合の原因と改善策としてフロア張替の様子をお伝えします。

フロア段差原因

フロアに段差ができる大きな原因はゴミ噛みです。

このお宅の場合、フラットな床合板の上に12ミリ厚のフロア材(1200×300程度)を張り合わせてあります。

フロア材と床合板の間に木屑などのゴミが挟まって段差になったと思われます。

他にも木材の反りや合板固定の釘浮きなどの可能性もあります。

フロア張替の様子

フロア材とフロア材のジョイント部分で段差がいくつかありました。部分的にフロア材を剥がしていき新しいフロア材を張替えました。今回は二枚張替えです。

サンダーで張替るフロア材に切り込みをいれます。木屑が舞いますので家の中を養生し掃除機で吸い込みながら作業します。今回はブルーシートを被りながら行いました。

ハンマーやバールなどで剥がしていきます。ボンド接着しているため剥がすのに一苦労です。

フロア二枚剥がして終えた状況です。床合板に付着したフロア材を綺麗に除去していきます。スクレーパーやカンナなどを使用してフラットにしていきます。この作業が一番大事で時間がかかります。木屑が残るとガタツキなどの原因になるので念入りにに行います。

フラットになったらフロアを張っていきましょう。

フロアのキワは雄と雌で凸凹になっており隣のフロアと噛み合わせていきます。部分張替の場合そのキワの噛み合わせが出来ない場所が出てきます。そんな時はキワをカットして貼って行きます。

一度仮でフロアを嵌め込んで段差が無いか確認します。段差があればフロアの底を削って調整します。フラットになったらボンドを塗布し貼り付けていきます。

フロアのキワをタッカーで固定していきます。

キワをカットした場所は仮留め釘で固定します。

仮留め釘は後で引っこ抜けるようになっています。ボンドが固まるまで仮留め釘で固定しましょう。

フロア貼り付け後の状況。フロアキワをカットした箇所に仮留め釘を設置しています。後日仮留め釘を抜いて完了です。

最後に

以上がフロア部分張替の様子でした。フロアを剥がした所は滅多に見ないので目新しかったのでは無いでしょうか。

フロア段差は施工状の不備が原因の可能性が高いので、ハウスメーカーに相談しましょう。

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