室内扉(開き戸)枠に当たる。原因と対処方法ザックリお伝えします。

結論

  • 原因は、蝶番の緩みです。
  • 対処方法は蝶番調整です。

この記事では、扉が枠に当たり閉まらない原因と対処方法をお伝えします。

目次

  1. 扉が枠に当たる状況確認
  2. 扉が枠に当たる原因
  3. 扉が枠に当たる対処方法

1.扉が枠に当たる状況確認

戸建てにお住まいのお客様から洋室扉が枠に当たって閉まらないと問い合わせがありました。

状況を確認すると、下記の写真のように扉の戸先が枠に当たっていました。

2.扉が枠に当たる原因

原因は蝶番の緩みです。

蝶番とは扉本体と枠を固定する金物です。形が蝶々の様になっています。物により異なりますが、扉を前後、左右、上下にいくらか調整できます。

一般的に蝶番に固定、前後、左右など明示しています。

固定のビスが緩んで、扉がずれている場合が多いです。今回もそうでした。引き渡しから間もない場合は初期の固定が甘かったと思われます。

年数が経っていると、経年使用に伴う緩みだと思われます。

どちらにせよ蝶番で調整しましょう。

また、他にも扉の上部だけ枠に当たったり、閉めた時の扉と枠の隙間が違ったり、なんて事もあります。こういう場合も蝶番調整である程度収まります。

たまに、扉の反りであったり、枠の歪みなどで蝶番調整しても改善しない場合があります。そういう時はハウスメーカーに問い合わせしましょう。

3.扉が枠に当たる対処方法

蝶番に固定と明示しているビスを緩めます。一般的に多くは上下に2本あると思います。

次に扉の不備状況により、前後か左右のビスを回します。どちらに回したら良いか明示があります。

右回り戸先側、左回り吊り元側、右回り前、左回り後ろ、の様に明示があります。その明示を参考に動かしたい方向にビスを回します。すると微妙に扉が動きます。

扉の上下に蝶番が一個ずつありますが、症状に合わせて調整して下さい。上下の蝶番を同じように調整した方が良い場合が多いです。

調整したら固定ビスを締めて開閉確認して下さい。改善しないようならもう一度固定ビスを緩めてやり直して下さい。ご自身の納得出来るまで調整してください。

一回一回、固定ビスを緩めて、調整して、締め直して、確認して、となかなかめんどくさいです。

あとは、蝶番の円柱内部に上下に調整出来るビスがあります。上下に調整が必要であればやってみてください。

以上が、扉の調整方法になります。

プラスドライバー一つで出来るため慣れれば簡単です。どうしても上手くいかない場合はハウスメーカーに相談しましょう。

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