照明スイッチ浮きの原因と復旧。照明スイッチ内部構造の説明をしながらお伝えします。

ご家庭の壁に設置されている照明スイッチ。照明を点灯させるためのものです。リビングなど場所によっては毎日入り切りしていると思います。

この記事では照明スイッチ枠が浮いている(壁とスイッチの間に隙間がある)原因と復旧についてお伝えします。

そしてその様子をお伝えするついでにスイッチの内部がどうなっているかも分かります。普段スイッチ内部に注目する事は無いかと思いますがこの機会に確かめてみて下さい。

照明スイッチ浮き状況

照明スイッチ。スイッチハンドルを外した状態

戸建てにお住まいの奥様より、洗面所の照明スイッチが浮いているとお問い合わせがありました。入り切りする度に動くとのお話し。

現地確認するとスイッチ枠の下部に浮きがありました。壁との間に隙間が出来ている状態です。下枠を指で押してみると動きます。

照明スイッチ浮きの原因

照明スイッチハンドルを外した写真です。シルバーの枠をビスで固定していますが、そのビスが緩んでいました。

原因はスイッチ枠固定ビスの緩みです。新築施工時の締め固めが甘かったと思われます。スイッチを入り切りする度に少しずつ緩んで浮きになった様です。

復旧はビスの増し締めです。

一応、枠の材質の問題の可能性もあるので、経過観察をお願いしました。

照明スイッチ内部構造について

皆さんがいつも見ている照明スイッチ。私たちが指で押して入り切りする部分をスイッチハンドルと呼びます。各部品を取り外していきます。

スイッチハンドルと化粧枠カバーを外した状態
スイッチハンドルと化粧枠、化粧枠カバーを外した状態
化粧枠と化粧カバーの新旧

こちらが取り外した化粧枠と化粧枠カバーの写真です。今回化粧枠と化粧枠カバーも取替したので新旧の写真になります。

各部材を取り外すとシルバーのスイッチ枠とブルーのスイッチ本体が見えます。シルバーのスイッチ枠は壁の開口部に取り付けられています。上下のビスで固定します。

スイッチ本体の裏側には電気線が接続されています。分電盤から電気線が壁や天井の中を通って照明器具まで配線されており、電気が送られていますが、その中継点にスイッチが存在する事で手元でオンオフ出来る様になっています。忘れがちですが大変便利なものです。スイッチがなければ分電盤の子ブレーカーを入り切りしないといけません。考えた人凄いですね。

以上がザックリとした照明スイッチのご説明でした。普段の生活ではなかなか見ることがないと思います。どんな事でも少しでも知る事が出来れば愛着を持って接する事が出来るのではないでしょうか。

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