和室戸襖の動きが悪い、ガタつくなどで不便に思っていることはないでしょうか。そんな時、敷居滑りを張り替えるという方法があります。敷居滑りに問題がある場合、これで戸襖のスライドを良くする事が出来ます。
この記事では和室戸襖敷居滑りの張替の様子をお伝えします。
敷居滑りとは
まず敷居とは、写真の和室畳とフローリングの間の木の板です。2本の溝があります。その溝を戸襖がスライドします。
敷居滑りとは、その敷居の溝にテープで設置されている敷物の事です。戸襖のレールみたいなものです。この敷居滑りの上を戸襖が滑ることで襖の開け閉めがスムーズに出来ます。
この敷居滑りが破損したり変形したりすると戸襖の動きが悪くなります。ガタガタしたり、動きが悪かったり不便です。
敷居滑りの張替を見ていきましょう。
敷居滑り張替の様子
戸襖を外して、既存の敷居滑りを剥がしましょう。剥がした後は溝の確認をしましょう。デコボコしていたら削ったりしてフラットに整えます。
敷居の端っこの白い物はマスキングテープです。戸襖の立て付け調整で貼っています。微妙な高さ調整の際に使用します。
敷居滑りです。設置する場所の長さに合わせてカットします。注意点として、敷居滑りは気温により若干伸び縮みする事があります。冬場は縮んでいる為、貼る時は端っこに少し隙間を数ミリ程度開けましょう。この時ピッタリ貼っていると夏場伸びるので浮きの原因になります。逆に夏場貼る時はピッタリ貼った方がいいです。
貼り終えたら戸襖をはめて動きを確認しましょう。
以上で敷居滑りの張替完了です。
戸襖の動きが悪い原因が敷居滑りの場合、張替ることでスムーズになります。是非ご検討下さい。
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